僕がフリーランスになるまでにしたことの備忘録 07

【開業届と青色申告承認申請書を作成し税務署に提出する】

さて、ついに開業です。

といっても、「開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)」と「青色申告承認申請書」の必要事項を記載して税務署に持っていくだけです。記載内容に漏れや間違いなど不備が無い自信があれば郵送でもOKです。

「個人事業の開業・廃業等届出書」ココからPDFをダウンロードしてパソコン上で埋めれるところはPDFに直入力しましょう。1ページ目に入力すると2ページ目(控え)の項目も連動して入力されます。紫になってるところがPC上でいじれます。

① 提出先と日付

左上の宛先は提出する管轄の税務署名を入力し、日付は提出する日を入力します。僕は3月10日提出で生野区民なので「生野」税務署長に「令和2」年「3」月「10」日提出 と入力しました。

② 納税地

事業をする所在地を選択して電話番号を入力します。僕みたいに自宅兼事務所とする場合は「住所地」を選択します。電話番号は、あれば固定電話か仕事用の携帯、なければ僕みたいに個人携帯の番号でもいいです。

③氏名・生年月日・個人番号・職業・屋号

名前・生年月日・マイナンバーをそれぞれ入力。名前の横に押印する箇所があるので印刷後に忘れずに押印しましょう。認印でOKです。職業欄は僕はシンプルに「デザイナー」と入力しましたが、人によってここはまちまちだと思います。

④届け出の区分

開業にチェックを付けましょう。事業の引き継ぎではない限り他は入力不要です。

⑤所得の種類・開業日

不動産でも山林による所得でもないので「事業(農業)所得」を選択します。開業日には事業を始める日付(開業日)を記入します。

⑥開業・廃業に伴う届出書の提出の有無・事業の概要

開業届と一緒に青色申告申請を提出する場合は有にチェックしましょう。その下の「消費税に関する〜」は提出しないので無にチェックしましょう。そして「事業の概要」ですが、書いてあるように事業内容を具体的に記入します。ここに書いたこと以外で収益を得てはいけないという明確なルールは無いみたいなので現段階で想定してる事業を、複数あるならそれも書いておきましょう。

と、開業届の記入は以上です。PDFに入力したら右上の「印刷」を押して2ページ分印刷しましょう。認印を忘れずに押印しましょうね。

続いて、「青色申告承認申請書」の書き方を説明します。まずはココからPDFをダウンロードしましょう。2ページあり1ページ目が申請書、2ページ目が書き方です。

①提出先と日付 & ②納税地・氏名・生年月日・職業・屋号

開業届とほぼ同じ書式です。同じ様に書きましょう。

③それ以降の項目

細かく区切るとわかりづらくなっちゃうので以降の項目はまとめて書きますね。

【申請開始年】令和何年から青色申告を行うのかを入力します。開業届と一緒に提出する場合は開業日と同じ年にしましょう。

【事事業所又は所得の基因となる資産の名称及びその所在地】自宅兼事務所の場合は空欄でOKです。

【所得の種類】「事業所得」にチェックしましょう。

【いままでに青色申告承認の取消しを受けたこと又は取りやめをしたことの有無】「無」にチェックしましょう。

【本年1月16日以後新たに業務を開始した場合、その開始した年月日】開業届に記入した開業日を記入しましょう。

【相続による事業承継の有無】相続による事業継承でなければ「無」にチェックしましょう。

【その他参考事項】青色申告で65万円控除にしたいので「複式簿記」にチェック。備付帳簿名は最低「固定資産台帳」「総勘定元帳」「仕訳帳」にチェックが入っていれば大丈夫だと思います。帳簿は難しい複式簿記な上に7年間の保存義務があるので、顧問税理士付けないのであれば必ず会計ソフトを使いましょう。

これにも押印するところがあるので、開業届と同じく印刷して認印を忘れずに押印しましょう。

2つの書類が完成したら、管轄の税務署に提出しにいきましょう。5分くらい書類確認したら「受けつけました」となるので、それで晴れて開業です。ちなみに税務署からは改めて開業の通知とかは一切来ないです。

この手の書類は難しく書いてあるので、わからないとこや不安なとこは無理に記入せず税務署に行って聞きましょう。人にもよりますがおそらく丁寧に教えてくれます笑。

さぁいよいよ開業しました!次は「開業の挨拶」を送っていきます。

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