僕がフリーランスになるまでにしたことの備忘録 09

【屋号付き銀行口座の開設】

さて、次は銀行口座を作っていきます。

口座について、僕は正直「プライベートの個人口座もってるんだけどそれ使っちゃダメなの?」って思っていました。

結果からいうと、ダメではないのですが個人用口座と事業用口座は分けたほうがメリットがあります。というか、分けないとデメリットが発生するとも言えます。

まず、新しく事業専用に銀行口座を作ることにより財務状況が把握し易くなります。例えば、帳簿上の残高と口座の残高を見比べて数字が違えばすぐに財務ミスに気付くことができます。僕なんかはただでさえ財務管理が苦手なので帳簿いじった際に定期的に口座残高と数字が合ってるか確認したりします。

あと、口座名義に屋号を入れることにより、クライアントからの信用もグッとアップします。個人事業主といえども、自分はいわば「社長」です。個人名義のプライベート口座にお金振り込んでくださいとかカッコがつきませんし、クライアントからみても「こいつ大丈夫か?」と思われかねません。

開設にあたりとにかく色々調べましたが、結果よく出てくる4つの銀行「ゆうちょ」「ジャパンネット銀行」「楽天銀行」「住信SBIネット銀行」あたりが利便性、審査の厳しさなど考慮しても良いのかなと思います。僕は審査が易しく、申し込みが簡単で、ほぼ何処のコンビニATMでも対応していて、トークンによるセキュリティもあり、VISAデビット付きのキャッシュカードなどに魅力を感じ「ジャパンネット銀行」で口座を開設しました。

それぞれの銀行の比較は検索すればたくさん出てくるので、それを見たうえで自分に合ってるなと思う銀行を選ぶといいでしょう。ただ、よほどの理由がない限りはネットバンクを選びましょう。メガバンクや地方・信用銀行などは審査が厳しく手数料が高く利息がほぼなしというデメリットしかないです。

【ジャパンネット銀行で口座を開設するのにしたこと】

  • ココの申し込みフォームに必要事項を入力。
  • フォーム送信後、必要事項記入し印刷した申込書と本人確認資料を郵送。
  • 審査等後、口座開設完了のお知らせメールがきて、キャッシュカードとセキュリティトークンが届く。(開設状況をネットで確認できます)
  • カード・トークンに同封してある説明に沿って初期設定をして完了。

めちゃくちゃ簡単に屋号付き口座が開設できました。おそらく口座開設の段取りの良さはJNBが圧倒的です。ちなみに申し込みからキャッシュカード発送まで約7〜8営業日ほどでした。ホントあっという間ですね。

プライベートと仕事のお金の流れをキッチリ分けて管理することが、煩わしい財務処理を少しでも楽にできる方法なのかなと思います。ひと目で自分が儲かっているのか損しているのかがわかるのも大切な理由ですね。あなたもぜひ事業用の屋号付き口座を開設してみてください。

ざっと僕が開業するのにやってきたことをまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。

会社に守られ、安定していたサラリーマンを辞めて起業するという選択をとらなければ、僕はこれらのことを一生経験せず、知りもしないまま終わってたんだなと思います。正直やったことは本当にたいしたことではありません。でもこの経験ができるのは「起業」という非常に大きな決断をした者のみなんです。そう思うと、いままで安穏と生きてきた僕でも何だか少ーーしだけ成長した気がします笑。

これからも個人事業主として経験したことや困ったことなどを、忘れない様にここに書き留めていこうと思います。それが少しでも誰かの役に立てたら嬉しいです。

開業までの備忘録、最後まで読んでくれてありがとうございます!

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